IMIが工事施工を行ったマンション。戸数108戸という大型プロジェクト。
RC造、マンション14階建て、2018年竣工
工事施工した当マンションは戸数が108戸で、約2年わたる工事期間、完工高、どれをとっても、IMI創業以来の大型プロジェクトでした。
最初の難関は基礎工事。埋立地で地中の状況が予測しづらいこともあり、当初の想定より2ヶ月工事期間が延びてしまう状況が当時見えていました。この工事の施工管理を担当したメンバーは、遅れを取り戻す為に工程を何度も見直し、工夫を重ねていきました。しかし、天候に左右されることも多々ある工事現場では、行きつ戻りつの状況が続きました。
工事も終盤になると、現場作業員の人数そのものが工事進捗に直結していきます。108戸というボリュームだと、ひとつの作業を複数の班で同時進行させる必要がでてくるからです。
「現場作業員をもっと増やしたいのだが、どうしたらいいだろう・・・」と、担当メンバーが社内会議で話し出しました。すると、他の工事現場を担当しているスタッフから、「自分の現場工程を調整するから。予定していた専門業者の班を先に応援で行かせるから。どの専門業者が、どの位の人数が必要なのかを知らせてくれないか?」との返事が次々と出てきました。声をかけ合って、各現場の工程を調整していくスタッフ。次第々々に増えていく作業員。「困っている現場があったら、助けよう」という雰囲気がわきおこってきました。
すると今度は、施工業務に従事していない他のスタッフでも「私にも、できることはある?」「できる事はある!大丈夫、教えるから。品質チェックを手伝って。」との声。業務調整をしながら、ひとり、ふたり・・・と、自発的に助け合う姿が見られるようになっていきました。
内覧会は社員総出で行きました。お客様の笑顔に安心しました。
この大型プロジェクトを通して、団結力を感じた瞬間でした。